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「月明かりとメキシコ インディアン」

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今年のゴールデンウィークはインプットとしては本や映画からたくさんのものを吸収すること、そしてアウトプットとしては自分なりに大学時代に専攻した文化人類学へのオマージュを総括するような詞を書き、曲をつけると決めていた。

学生時代に夢中で読んだカルロス・カスタネダやミルチャ・エリアーデ、ラテンアメリカの歴史や文学、チベット密教に関する書物を読み返した。

以下が出来上がった歌詞です。

「月明かりとメキシコ インディアン」

文明にも塗りつぶされない 死を前にした恐怖が

アスファルトの下に染み込む

狼の瞳の中に浮かぶ メキシコ インディアンは

砂ぼこりの中に消えてしまう

神話の記憶が甦える

あたたかな大地よ

失われた祈りが空を舞う

点滅するイルミネーション

道に迷い 途方にくれると

月明かりが闇を照らした

独裁者はペテンがうまくて

いかさまを働き

コントロールが効かなくなる

神話の記憶が甦える

あたたかな大地よ

失われた祈りが空を舞う

2016.5.8.

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