2017年6月22日にインスタグラムに作詞・作曲した「エキストラたちの咆哮」という曲をアップした。ライブハウスがマイクを解放して自由に参加できる「オープンマイク」というムーブメントが世界中で展開されているが私も練馬のBE born や所沢のカフェ来遊留のオープンマイクに参加するようになり、このスリリングな感覚や感じたことを曲に封じ込めたいと思ったらすぐにこの曲は出来上がった。
ハッシュタグによって世界中からいろんな反応がくることをすでに体験していた。フォロワーではなくてもハッシュタグを駆使することによって、たとえ日本語で歌っていても、思いがけなく世界中に拡散していくのだ。この時に使ったハッシュタグは以下。
#singersongwriter #songwriting #singer #singers #歌 #歌うたい #オープンマイク #gibson #gomixer #gibsonj45 #ギター弾き語り
すると世界中のアマチュアミュージシャンを対象にプロフェッショナルなレコーディングを提供するイギリスの音楽制作サービスMyFirstSingleの公式アカウントからコメントがあった。
“Awesome job, you have a great voice, is your music original?”
そして何度かメッセージのやりとりを重ねた。スカイプのような通話サービスであるZoomを使って何度も何度も丁寧にミーティングを重ねた。
「エキストラたちの咆哮」のコード譜を送り、アレンジされたサウンドトラックが送られてきた。どんなサウンドになるか全く予想がつかなかったが初めて聴いた時、全身が震えるくらいに感激した。このサウンドトラックに合わせて自宅のマンションでボーカルを収録してデータを送信。レコーディング用のコンデンサーマイクも銀座のYAMAHAで購入しておいた。9月2日にマスタリングされた最終バージョンの音源が届いた。ミキシング、マスタリングもプロの手にかかると文字通り、音が生まれ変わる。
せっかくなので販売してみようと思った。今は個人でも世界中に音楽を販売することが可能だ。ディストリビューションを代行してくれる会社の中からTuneCoreというサービスを選択。シングルで年間利用料は税別1,410円。日本国内25のストア、世界120ヶ国以上(2018年2月9日には187ヶ国に拡大)に配信できる。申請から35分で許可がおり、2017年9月3日から続々と世界中で配信がはじまった。すでにTuneCoreには日本と英語で私のページができている。
ツイッターでエゴサーチしてみると発売初日の深夜にMP3ダウンロードランキングで国内2位だったようである。このことをイギリスのMyFirstSingleのスタッフに伝えると彼らも大喜びだった。
世界各国のiTune Store、Apple music、Amazon music、Spotify、Google Play music、日本国内でもLINE MUSIC、ドコモのdミュージック、music.jpストア、楽天ミュージックなども配信が開始。
プロデューサーのBobからZoom ミーティングで「次回は英語で歌えよ!」と言われ、準備に入っている。
2017.9.9.